おいピータン

おいピータン!!(1)[改訂版] (ワイドKC)

おいピータン!!(1)[改訂版] (ワイドKC)

結婚する時、実家にあった漫画の中から厳選して持ってきたものの中のひとつが、↑これ。
何巻から読んでも大丈夫だし、1話完結だし、読むのを途中で止められることが多々ある今の生活に適した漫画。(美味しい食べ物話+面白い+少々しんみり)の内容で、絵が少々雑ではあるけど、線の細い少女漫画を好んだ若かりし頃と違って、今は結構、絵は何でも受け入れられる。
ここだけの話、大盛(森)さんを大柄で筋肉質な感じにすれば、うちの夫になる。その証拠に、一心不乱に漫画を読みふけっている私の横で娘が「これおとーさん?」と表紙を指さしたので、笑った笑った。今夏一番笑った。


あと実家から持ってきた漫画は、「めぞん一刻」と「天然コケッコー」。
好きな漫画や小説や映画は、多くを語らずとも自分の過去や内面が暴露されている気がしないでもない。
映画や小説はベタな恋愛ものが大の苦手なんだけど、漫画は素朴かつ人情味溢れ、面白さが加わっていると、もうそれだけでファンになってしまう。絵の持つ力は大きい。小学生の頃は将来の夢は漫画家だった。ノートにボールペンでいっぱい、好きな漫画の絵を真似て、何度も何度も描いていたのが懐かしい。それを家族に見つかるのが嫌で、一生懸命、隠しながら描いていた記憶がある。いくえみ綾岡崎京子は青春そのもの。(ってユーミンの歌詞)