ハンガー×服

ずっとやってみたかった、クローゼット内の服全部をハンガー掛け。
新居には寝室横にWICがあるので、引っ越しを機に思い切ってこの際、引き出しに仕舞うのをやめてみた。
そしたら、あたりまえなんだけども「洗濯物をハンガーから取って畳む」ストレスがなくなって、乾いたらハンガーのまま元に戻しておしまい、というワンツーフィニッシュ。素晴らしい。

夫の会社の制服や、会社へ行く時のもろもろなどは、玄関脇のクローゼットにあるので、制服などもハンガー掛け。すごく楽ちん。

そう思うと畳む作業って時間かかるし、結局シワを作ってるわけなんだから(単に畳むのが下手なだけ)、ほんとやってよかった。下着や寝間着は洗面所の棚にあるので畳んでいるけど、その棚の下段を広くとって突っ張り棒をし、Tシャツや部屋着類なんかもハンガー掛け。ハンガーに掛けられるものはとりあえず全部やった。満足。


家の打ち合わせの時に、建設会社の担当さんから「奥様はどんな家にしたいですか?」と何度か聞かれ、「スムーズな流れ作業で家事が出来る家。収まるべきところにすべてきっちり物が収まっている家」と、その都度、呪文のように答えてたんだけど、家というよりも工夫次第でどうにでもなる家事を、あーだこーだ言ってる私は、どんだけ面倒臭がりなんだろうか。几帳面だからというより、ズボラだからこそ最初が肝心。「丁寧な暮らし」云々より「きちんとして見える風」、我が家は断然後者だ。




引越し前に大量のハンガーをネット注文。

MAWA レディースハンガー 10本組 シルバー

MAWA レディースハンガー 10本組 シルバー

これは薄くてすべらず、レディースサイズも豊富。見た目重視でIKEAの木のハンガーと迷ったけど、厚みがある分、場所も取るので、我が家はマワハンガーでよかった。(但しコートなどの重い服には使えない)



ハンガーにしたことで良くなった点、もうひとつ。
まず、着ない・手に取らない服が一目瞭然。箪笥の肥やし服がなくなる。
ハンガーの数が足りなくなるので、余分な服を買わなくなる。新たに買った場合は減らさねばならない。
今のところ(部屋着や寝間着やボトムスやアウターを除いて)、夏冬共に20アイテムずつある。引き出しからハンガーへ移行した時に断捨離したので、たぶん今までで一番少ない。(夫は服装関係まったくどーでもいい人なので、もっと少ないけど)この数が多いのか少ないのか人によるだろうけど、私は今の所これで十分。これ以上多いと着ない服が出てくるし、少ないと毎日似たような恰好ばっかで物足りなくなる。

並べてみて思ったのは、自分サイズにお直しへ出した服や欲しくて探しまくった服(お金と手間がかかっているもの)は、やはり長く大事に着る。
バーゲンや気晴らし・ストレス発散で買った服は、すぐに飽きるし「なんでこんなの選んだんだろう」と思う服が多い。流行りの服も身近な人とかぶると、無意識のうちに着なくなることが多い。



似合うシルエットや色が、自分の好きとは一致しがたい年齢の真っ只中にいるので、これからはもっとずっと吟味して買い物しなくては。
最近髪を切ったんだけれど、予想以上に短く(ボブからいっきにベリーショートへ)、太短い首が露わになった夏。手持ちの服のいくつかが似合わなくなったような気がする。「似合うの買わんと」巷のバーゲンやセールに踊らされて、買い物しまくりそうなのをぐっと堪えてます。このダムを決壊させてはならない。