あのねー

最近の口癖「あのねー」。
バナナマンの日村みたいな鼻声で。いくら親バカだからって、そんな娘を素直に可愛いとは思えない。むしろ面白い。子どもって「可愛い」というより「オモロイ」ことばっかですよねー。と言いつつも、母はすぐ飽きます。可愛いや面白いはすぐに飽きるんだよ!飽きないことって、きっとものすごく単調かつ質実剛健なこと。刺激的なはじける感じは即萎む。


娘0〜1歳の頃は、今と比べると平日は引きこもって暮らしていたので、子育て広場や公園、買い物ついでに店内の中にある(子どもが遊ぶ場所)へ行くと、さまざまな親子に出会えます。特に親御さん(母達)は、開いている人と閉じている人、開いてたけど私を見て閉じちゃった人(笑)、はじめ閉じてたけど段々開いて少し話が出来た人、その場限りとわかっていても、子ども達は容赦なく一緒に遊ぶので、見守りつつ母は母同士で会話が出来たら、それはそれで良いのですが、こういう時、基本人見知りの私ですが、初対面のその場限り限定だと俄然得意になる不思議。といってもガツガツ喋る感じではなく、気持ち的にリラックスした精神状態で臨んでいる。次へ繋げる必要のない気楽さ、というか、自然体+少しの笑顔と浅い世間話、これさえこなせれば無敵な感じは、ある意味とっても心地いい空間です。
私の苦手なことは、浅く広く細く長く、コツコツやる、といったものなんで、途中で変なこと仕出かさないように、とか、変なこと言わないように、とか、兎に角、相手が変なことをする、ということよりも、自分が気を付けよう、と思うので、あまり他人の「?」ということにその場で気が付かないことが多いです。どちらかといえば、帰宅後「!」と思うことの方が多いくらい(笑)でも、そんな変なことを言ったりする人には、まだお目にかかったことありませんけど。
団体行動が苦手なんで、ショッピングセンターでベビーカー押しつつ連れ立って闊歩するママ達を見ても、何とも思わないのですが、公園へ行って一緒に遊んでいる子ども達を見ると、「娘に友達は必要かもなぁ」と思います。でもまだ危なっかしくて目が離せないので、お喋りに夢中になってしまうのも考えものだし、なんていうか、そういう部分の他人とのさじ加減が難しい。私は大雑把な方なんで、きっと細かい人から見るとダメダメ母だろうし、そういう些細なことから全否定が始まるのも、きっと私とは考え方が合わないだろうし、全部一致する人なんてまずいないだろうけど、自分達がどういう親に育てられたか、どういう躾で大人になったか、倫理観が一緒だったら、きっと大丈夫かもしれない、と思っています。(これも非常に難しい問題だけれどもね)

高校の同級生(20年来の付き合い)と久しぶりに会って色々と話したけれど、やっぱり子育てから社会のこと(政治や地震)、ママ友付き合いの話、同じ価値観と話しするのってこんなにもスムーズなんだなぁと改めて思ったのでした。もう実家の家族と喋ってるような感覚です。