トイレトレ過程

兎にも角にも、すがれるものには何でもすがろうと購入。色は白で。新居の床を汚さないよう、おまるを追加。


布パンツ8枚とトレパン3枚、補助便座を使ってスタートしたトイレトレ。
始める前は、トレパンマン(紙オムツ)を使用して「出た」という申告が時々、だったけれど、布パンツで容赦なく床に広がる水溜まり、を1日のうちに10回経験×5日。いっこうに明るい兆しは見えず。母は脱力感とイライラを飲み込むのに精一杯。
娘をシャワーで洗い、パンツを洗い、床を拭き・・・で手が荒れ、爪はささくれが出来た。それでもなんとか、タイミングというか、娘の様子に気を配り、やっとトイレで小を2回足せた。母娘、狭いトイレでカーニバル。アホみたいだけど、ほんとこうやって少しづつ進むしかない。外出予定のある日はどうしてもオムツに頼ってしまうけど(漏れるのが怖くてトレパンにはまだ出来ない)、一歩一歩娘のペースに合わせてやってゆこう。


おまるがきてからというもの、すんなり大も小も出来るようになった。ダダ漏れがまったくなくなったし、自己申告後、ズボンとパンツを自分で脱いでおまるに座る、そして用を足したら母と一緒に拭いて、自分でパンツとズボンを履く、という流れが出来て、いい感じに。座りやすい椅子型なので、大人の便座だと腿が「痛い痛い」と言う娘も楽に座っている。ほんとうに買ってよかった。補助便座とおまる、両方買ってしまったけど、本格的にトイレトレを始めて3週間。そろそろ外出時も就寝時もパンツで行こうかな〜と考え中。


で、外出時も布パンツで行くようになって、帰りの車内で疲れ果てて寝ると、決まっておもらしをする。寝起きは超不機嫌なので、寝起きのトイレは絶対に行かない。無理やり連れて行くと、その日がすべて不機嫌モード。なので就寝時のオムツははずせないでいる。日中はほぼ、大も小もトイレで出来るようになった。外出中もほぼ完壁(帰宅車中の昼寝以外は)。こんなに早く出来るようになるとは思ってもなかったので、内心驚いている。ダダ漏れの日々があってこそ、だと思えば、買い物中に幾度となく「ほんとに今?!今なの?!」と娘にしつこく「今もよおしたのか?」と確認するも、ダッシュでトイレを探して、和式トイレ(滅多にないけど、たまーにある。公共の施設はほぼ和式)にもめげず、14キロの娘を後ろから抱え込んでしゃがむ(結構腰にくる)、というのでさえも、何てことはない。今夏、マキシワンピやウェッジソールのサンダル、楽しめないかもなぁ。トイレトレ真っ只中の母にお洒落は無縁だ。私にとって、動きやすさ+汚れてもまぁ許せる服じゃないと、ただでさえ心の余裕容量が少なくなってきているのに、自己防衛でもしない限り、どんどん闇深く突き進んで行ってしまう。妊娠中も出産後も自己満足な範囲で楽しめたことも、こうやって子の成長と共に、状況を見て自分で規制をかけるなんて(あたりまえなんだろうけど)、私も親らしくなったもんだ、と思う。